前回の記事を読む≪第2話≫
岩本はいつも「人は何かを失って初めて、失った物の大切さを知る」と言います。
この言葉通り、私はガンになり、初めて健康の大切さを知り、
働くことのできる有難さ、ご飯が美味しくいただける幸せ、
好きな時に好きな所へ行くことのできる自由、
当たり前に毎日していることが、どれだけ貴重で、
幸せなことなのかを、身をもって気付くことができました。
そこからはガンの再発の心配よりも、
こんな自分でも誰かのお役の立てることはないのかという思いで、
ここまで来たように思います。
▲主治医の大江与喜子院長とのツーショット
医療法人財団 樹徳会 上ヶ原病院 詳細 https://www.uegahara.net/
そして、岩本から忘れてはいけないと教えてもらったのが、
健康な人の何十倍も親に心配をかけてき分、
何十倍もの親孝行をしないといけないこと。
ガンになった経験と、岩本から教えてもらった多くの事が
私の人生の道しるべとなりました。
一度死にかけて、子どもをつくることは諦めるように
お医者様に言われていたにも関わらず、再発もせず、
今では7人の子どもを持つこともできました。
あの頃の自分からは想像もできない幸せを私は愛しとーとから、
岩本からいただきました。
▲子どもは出来ないと言われていた私が7人の子どもに恵まれました。(7人目は2020年10月に生まれました)
(第4話へ続く)